40年の時空を超えて今蘇る。

おはようございます。
房総半島は降雪はありませんが、昨今は寒波の影響でとても寒いです。
朝夕の運転は路面凍結にご注意くださいませ。

さて、たまにはプラモデルの話題も。
店長はプラモも好きなんですよ。
一番最初に作ったプラモは、親父に買ってもらった74式戦車だった。(たぶんタミヤ)
御多分に漏れず、小学校低学年で元祖ガンプラに触れて、今に至ります。

当初は、素組するだけでとても満足でした。
友達と学校帰ってきて野球して、雨の日はどちらかの家でブンドド遊び。
で、当時の友人のお父さんがプラモが好きで、綺麗に塗装されてました。
「すごいなあ・・」って思って綺麗にならべられてるプラモに見入ってました。

ガンダム⇒イデオン⇒ダグラム⇒ザブングル⇒ダンバイン⇒ボトムズ⇒バイファム⇒エルガイム⇒Zガンダム。

年代を追うにつれ、そのモデルをおこずかいで作っていきました。

全部勿論見た。

小学生で始めたプラモも、中高生になるまでずっと作ってましたね。

で、ターニングポイントとなったのは、10歳の頃に出たバイファムのプラモデル。

「俺も塗装してみたいな。」

と思って、家にあるマジック(たしか細い太いがあるマッキーだと思う。)だけで塗った。
それが忘れもしないプラモ塗装の最初でした。

で、さらに40年の時空を経て・・そのプラモがなんと再販。

本来なら、「当時より綺麗に」とか思うのが常だと思うのですが。

あえて、当時と同じようにして作ってみようと思ったわけです。

そのキットがこちら。

バンダイのバイファム系プラモの復刻キット詰め合わせセット。
昔は単品売りでしたが、今は4つセット!嬉しい!懐かしい!


私が、最初に塗装したのはこちら。ネオファム。
今回のキットは後期で出てくるラウンドバーニアン仕様ですけど。
私が塗ったのはノーマル仕様。なのでノーマル仕様で作るよ。


うわぁ・・懐かしいなあ・・。
当時はネットなんてないので、説明書と箱絵を見ながら塗ったなあ・・。


うん・・白いね・・ww 
そりゃ塗ってみようって思うわなこれはw


シールは、水貼でしたっけ??覚えてないな。
貼った覚えがないので、たぶん緑のカメラ部もマジックで塗ったかもしれない?


今なら、旧キット類製作には流し込み接着剤が便利だけど、当時はそんなものなかった。
あったかもしれないけど、存在知らなかった。


のであえて、普通のセメントを使う。
当時は確かセメダイン?の三角すいの瓶のを使ってた。


そうそう、この頃のキットからかな?ポリキャップが採用されはじめたんだよね。
関節がクテクテじゃなくて感動したな。
でも、きつくてそれが原因で折れたりもしたけどw


作っていて思い出した。当時この55番の部品飛ばしてなくしてしまったんだ。
構造上ポリキャップ抜けないしなくても形にはなるなと思って、右足だけあまり動かさなかった。


40年の時空を経て、無事55番を接着完了ww


うん。

「驚きの白さww」

これは塗りたくなるよなww

というわけで、いよいよマッキーで塗装してゆきますよ。


当時もあとから取り付けるバーニア関係は、別途マッキーで塗りましたね。
外した部品が飛んでいかないかひやひやだったの思い出す。


ポリキャップの恩恵・・ある程度ばらせるのがとてもありがたかったなあ。


母ちゃんに新聞紙をもらって、盛大に手を汚しながら、塗装しましたね。
乾いてない所触って指紋ついちゃったりしてね。ww


そして完成!マッキー黒と赤で塗りましたよ。
当時メインカメラはどうしたんだっけかなあ・・・思い出せない。
通常のシールだったらシール貼ったと思うけど。
やはりまだ当時は水貼デカールはやってないはず。
今回はポスカで塗りましたw


通常バーニア仕様。懐かしいなあ・・。
このキットがたしか400円くらいだったような気がする。


組み立てた後に塗ったので、パーツの重なる部分は塗れなかった記憶。
こんな感じでギリギリで残したと思った。
それでも、圧倒的にそれっぽくなってとても感動したのを覚えてる。
友人にもとても褒められたなあ。


あえて、当時のまま、当時の手法で作ったネオファム。
マジック2本だけでとても楽しかったのを思い出しました。

今は、プラモデル製作に関しては、優秀なツールや塗料など山のように発売されてます。
最近SNS上で綺麗につくられた作品をよく拝見します。素晴らしいと思います。

だけど、個人的にはプラモデルは完成させてこそ生きるわけで。
失敗しても、汚くても、愛着をもって楽しく作り完成させる事が大事であって、
「必ず綺麗に作らないといけないわけではない。」と思う。

綺麗に作るとしても、失敗を重ねた上で出来るようになるわけでね。
いきなり綺麗に作れるわけじゃないし、「あんなの作れない」といきなり挫折せず、
自分なりに製作の過程をまずは楽しんで完成させてほしい。

そうすれば、「次はああしよう・・こうしよう・・」ってなって、どんどんノウハウは増える。
そしてどんどん楽しくなっていくと思う。
俺がそうだったし。今もそうだし。笑

今回改めて初心に帰って作ってみて、改めて思いました。
とても楽しかったですよ。

というわけで、このネオファムは、猛者集まる模型部の展示場所に飾ってますww。

是非見てやってくださいませ。笑

バイファム復刻版セットは好評発売中!


次はウグ作るかな!w

上記はオンラインショップでも限定販売中です。