店長日記「ブラシモーターを今こそ見直そうよ」

おはようとざいます。昨晩は雨でしたが、現在は晴れております。
寒暖差が本当に激しいですね。体調皆様ご自愛くださいませ。

笑っちゃうお話ですが、当店のRCコースのメインモーターは「540モーター」です。
ほぼ8割のお客様はそちらを使用して楽しく走行されております。

ピットを覗くと、ニッカド+540が鎮座しております。

昭和の終わり、平成の初めごろの風景が未だ尚ひろがっているピット風景です。

センサーケーブル??なにそれ旨いの?的な?w

・・・今・・令和ですよね???笑

基本的には「※当店のレースカテゴリーが、ほぼ540モーター主軸」だからというのもあります。
(※そのあたりの、私の選定理由はまた後日にでも・・)

又、昨今のJMRCA規定車両では、当店コースでは狭くて楽しめないというのもあります。
個人的主観からすると、ブラシレスモーターシステムはとても良いシステムと思います。
メンテをする期間も長く、安定した高性能。素晴らしいと思います。
※高回転ユニットだけにメンテナンスは欠かせません。不要ではありません。

ですが、何か忘れてしまっているような気もするのです。

最近、気がついたのですが、「モーターを速くする」という試行錯誤。
これって、案外ラジコンの楽しみの一つであったと思うのです。
特にお客様主催で行われたレースでは、540モーターの回転数だけを競うクラスもあったくらい。

お客様を観ていると、いかにして速い540モーターを作るか?を楽しまれている方もいます。
ここでは書けない位、本当にいろんな事を試されている方がいらしゃいます。笑

それはメンテも含め「めんどくさい」事かもしれない。
でも、その「めんどくさい=楽しい」かったような気もするのです。

今、当店で540モーター規定が流行っているのは、間違いなく遅いからじゃないです。
F1クラスや来期より始まる540GTクラス車両はそこそこ速いです。・・いや十分速い。笑

レース用に厳選した540モーターを育てる。それには勿論ノウハウが必要ではありますが、
お仲間に教えていただき、それをやって育ててみることは楽しみでもあるはずです。
実売1000円ちょいなので、壊しても、まあ笑う話で済みますし。

そこで、現在当店では時代に逆行した商品を、お世話になっている方々の御協力から準備中。

「おきらくブラシあるモーター30t」(仮称)です。

スタンドアップタイプのブラシモーター30ターンです。現在最終テスト中。
エンドベルオープンタイプなので内部メンテナンスも可能です。もちろんブラシも交換可能。
進角は固定(缶とエンドベルに合わせ凸凹があります。オープンメタル支持のストック缶です。)

スペック的には、回転数は現時点レースで使われているトップランカーの540同等の性能です。
トルクは明らかにこちらのほうがあります。

現在テスト中の参考データーです。これでTTチャレンジ車両。
当店テストドライバーで15秒5が出てます。13分前後までは15秒台アベレージキープ可能。

用途としては下記を想定しています。

①レース用540モーターは仕上がったけど、練習では使いたくない方。
②540モーターから若干速いモーターが欲しい方。XBや各種タミヤバギーに最適

特に①に関しては、こちらのモーターで練習やセットアップをしておくと、540付けた時に走りに余裕が
できて速く走れる効果も実証しております。
②に関しては分解清掃もできますので、オフロード車両に最適です。
又、ブラシモーターですので、当然多少の水にもモーター自体は平気です。
(アンプや受信機、メカ類は当然駄目ですよ)

このモーターは当店レースではお使いいただけません。
ですが、定期開催しております「オフロード走行会」ではご使用いただける方向です。

現在最終テスト中で、早ければ今週末より発売します。(お値段は検討中)

・おきらくモーター 初期慣らし済み 本体価格1500円前後+税(予価)

・おきらくモーター スペアローターのみ 本体価格500円前後+税(予価)

現在量産中です・・。

五飛・・教えてくれ・・・俺はあと・・あと何個モーターを組めばいい???