ジオラマ素材 ディープウォーター御紹介
こんにちわ。本日は定休日です。
GWも終わり、ホビーショーも終わり、本日は店長も休暇っぽい休暇。
午前中に諸用事を済ませ、まったり過ごしております。
模型/RCを商いとして生活をしておりますが、店長も趣味として勿論愛好中。
今日は天気も良いのでちょいと作りかけの塗装をしました。只今乾燥待ち。
あと、ちょっと前々からやってみたかった事をやってみたのでご紹介。
それがこちら・・。
鉄道模型でおなじみのKATOさんから発売中の「ディープウォーター」シリーズ。
要するにジオラマでの水表現素材なのです。
南国海などに最適な「クリア」と、河川など濁り再現の「マーキー」があります。
用途に合わせて、チョイスしていただければいいかなと思います。
その水表現をするのに最適なキットのようです。
準備をしておいたので、早速やってみたいと思います。
箱に入っているセットはこちら。
説明書、ジップロック袋、ビニール手袋x2 混合用カップとへらx2。
そしてA液とB液です。
他にもオプションで波表現用のセットや塗料があるようですね。ふむふむ・・。
わかりやすい説明書を参考に、まずはAとB液を湯煎(50度くらい)をします。
特に冬場等は気泡などの問題も出やすいので湯煎必要なようです。
このあたりは塗装とおなじですね。
付属のメモリシール。これを付属のカップに貼ります。
見やすくなってコレ便利でしたよ。
ここで注意、ディープウォーターの最大深度は1.3mmだそうです。
それより深くする場合は乾燥後層を重ねていく必要があるようです。
いずれ、水物モビルスーツとか沈めてみたいですな。
今回は事前に使うジオラマベースをつくっておきました。
店長はジオラマベースの基盤は、100均一の木製トレーなどをよく使います。
今回は都合よく縁もあるので助かりますね。
この右側が川で、そこで遊ぶ「みかんかっぱちゃん」にしようかと。
では、早速A液を投入します。今回は川再現なので「マーキー」をチョイス。
最初からこのように濁っています。
おそらく「クリア」はもっとクリアなのかと思います。
そしてA液の約1/2の量のB液を投入します。
臭いとか懸念していたんですが、鼻につくような臭いはないです。
少なくともラッカー塗料などよりは全然臭いしません。
ただ使用する時は換気は一応したほうがいいかと思います。
なんとなく、この色よりもう少し緑っぽいほうがいいと思ったので・・。
タミヤアクリル塗料を1、2滴ほど追加してみました。
スポイトでちょいと追加・・。
その後は、説明書どおり5分間くらいゆっくり混ぜ合わせます。
A液、B液、そしてアクリル塗料がまざるように「泡だたない」ように。
ゆっくりぐるぐる・・ぐるぐる・・。
4分頃よりあきらかに粘度がやわらかくなってきます。
その頃が頃合いのようです。
そして・・
きっちり流してみました。色も予定どおりで良さそうです。
流したての時は気泡が少し出る時があるので、爪楊枝とかでつついて消しましょう。
埃などが入らないように、説明書どおりアルミ箔で保護します。
アルミ箔でやる理由は、科学反応で液が温かくなるから。
その熱を利用して乾燥させるというメリットもあるようです。
実際、5時間くらいの時が携帯カイロくらい暖かくなりました。
5時間くらい経過するとだいぶ固まってきます。
そこで、この段階でちょっと流れの表現を追加します。
ヘラなどをつかって剥がれや波を作っていきます。
こんな感じ・・かな??
そして、8時間経過するとだいぶ固まってきますので、またタミヤアクリル塗料等で
ドライブラシの要領で白波をちょっと塗装。波のエッジをたたく感じでいいと思う。(たぶん
そして完成。「謎の生物をみつけた無人探査機」
まだ完全硬化はしていませんが、完全硬化には気温等の影響もありますが
24~48時間ほどかかるようです。
硬化後にもう少し仕上げて、店頭の「模型部展示ブース」に展示予定。
今までやったことない事だったので、とても楽しかったですし、
いろいろ応用がききそうで楽しいですね。
ジオラマは、作ったプラモデルなどを使って「構図」と「話」を考え
それを具現化していく作品。内容的には「芸術作品」といっても過言ないかと。
世界で一つの作品ですので、工夫をして自由に楽しんでいただければと思います。
現在今回ご紹介のKATO様など、ジオラマ関連の補助ツールが多数でております。
ミニチュアやガチャガチャ、プラモなどを使ったジオラマ作り。
是非挑戦してみませんか?
製作に関するご相談も店頭でお気軽にどうぞ。
店長わからないことも一緒に調べますので、是非挑戦してみましょう。