ＴＴチャレンジの人気の秘密　その１「みんなでわいわい」

当店のRCレースで毎回大人気なのが、ご存じ「TTチャレンジ」クラス。

同業の方やメーカーの方、お客様等に何故こんなに人気なのか？聞かれます。
大変嬉しく思います。ですので人気の秘密を公開。

楽しいレースとなってますので、更に良くして各地でも、広がってほしいと思ってます。

」

今回はTTチャレンジクラスの根本の「レースの仕組み」のお話です。

まず、昨今のＲＣレースにおいては、参加者のレベルによってクラス分けというものが存在します。
しかし、そのクラスというのは「自主判断」です。レベル線引きというのは非常に難しい。
自分がどのレベルかなんて、わかる筈もないし、勝ちたいので勝てるクラスに出たいのもわかる。
故にビギナークラスといえど、大きな差が生じてしまう事が多々ありました。
更に、レース参加者の比率としては、どうしても菱形構造。中級者＞上級者＞初心者（ビギナー）

下記のような構成になります。

故に、過去はビギナーを設けても、参加数足りず開催できないなんて悲しい事もありました。
折角勇気を振り絞ってレースに参加して頂いても、成立せず未開催ほど悲しいものはありません。

そこで、あえて当店のTTチャレンジクラスは「腕前による開催前のクラス分け」はしてません。

全員が同じクラス、「ＴＴチャレンジクラス」に出場していただきます。

じゃあ・・・どうするのか？？？

まず、通常どおり「予選」を走行していただきます。

予選の組合せは通常はランダムで組むのがイコールですが、ここではあえて「過去の実績」
「普段の練習走行の鍛錬度」「自己申告」等により予選クラスで、ある程度のレベル分けをしてます。
例えば、レース自体初参加の人は1組目。優勝やＡメイン経験者は最終組、ある程度わけます。
それにより、予選を走行していただきます。もちろん規定は全員同一です。

予選方式も、わかりやすい実車レースの一般的方式「ベストラップ方式」

これにより予選中の不意な接触等による不運も、ある程度解消できあきらめず走行できます。

ちなみに、これが前回の予選結果。
相変わらず、タイム差がなくて大接戦です・・・。笑

この結果を基に10人くらいで各クラス均等になるよう区切っていきます。
通常のメイン切りと同じ考え方です。

そしてこうなります。

4つに区切りました。タイムという明らかな基準を元に各選手のレベル分けができました。

通常のレースならばＡメインからＤメインまでの決勝レースという事になります。
ポイントは、「全クラス同様の人数くらいになるように調整する事」です。

特に下位クラスだからといって３名決勝とか、そういうのは絶対避けなければいけません。
むしろ、下位から均等にきって、Ａクラスを少なく、Ｂクラスからの勝ち上がり人数を増やして調整。
そのようにしています。
（今回はＢより勝ち上がり２名でＡのみ１０名決勝C.Dクラスは勝ち上がりの技術的、
物量的負担考え勝ち上がりはありません。）

あえてTTチャレンジクラスでは、「メイン」ではなく「クラス」と呼びます。
（たまにアナウンスで間違えちゃいますが・・良い名が無いか検討中です。汗）

そして、TTチャレンジでは各メインを、各独立のクラスとして決勝レースを戦います。
その結果で、Ａ～Ｄクラスの表彰台表彰をきちんと個別に行います。
B,C,D等のクラスでも、決して負けクラスではないのです。